オーナーNaoより
はじめまして。
島根県松江市のikoisalon meloオーナーのNaoです。
meloのホームページをご覧いただきありがとうございます。
ここへ辿り着いてくださったご縁をとても嬉しく、そして有り難く思っております。*゚+
当店は完全予約制のサロンとなります。
全てのメニューを私がひとりで、最初から最後まで担当させて頂きます。
みなさまのikoi=憩いの場として緊張なさらずリラックスして頂けるよう、
まずは私の自己紹介と想いを綴らせて頂きますね。
※長文ですがお付き合いください♡
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私は子どもの頃からずっと、心の奥底で自分について気付いていた事がありました…
時々『?』が頭に浮かぶのです。「何故この人はこんな事を言うのだろう。こんな態度をするのだろう」「何故これは〇〇なんだろう」というような『?』です。
でも周りは特にそれに疑問を持ったり違和感を感じたりはしていない様子で、私もそんな周りに合わせようと努力していました。
グループができてきて周りと違う意見を言うと避難や否定をされ、同じだったり納得させる意見だと認められ凄いと言われる。特に女性は子どもの頃から経験あると思いますが、それは女性特有ではなく結局は、世の中自体が周りの多数意見と同じ事が「正解」というような空気が流れていると思います。
私は自分の感情を素直に出すと周りと少し違うことがあるので、何が『普通』『正しい』『優れている』のかが分からず、「恥ずかしいことはしたくない、失敗したくない。認められ、褒められるには周りに合わせるしかない。」と、どこかで違和感を感じながらも、自分の感情には見て見ぬふりをして、不正解・悪・遜色のない方を選んで過ごしていました。
その一方で、自分のやりたいことをしたい!好きなものは好き!嫌いなものは嫌い!という一面も。 当時はこんなに分析をすることもなかったけれど、そんな自分がとてもチグハグで、二重人格のように思ったこともありました。
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中学生になって将来を考えるようになり、初めてピンとくるもの、職業としてやりたいことが見つかり「美容師(ヘアメイクアップアーティスト)になりたい」という夢を持ち進路を歩みました。
「都会へ出てモデルさんへのヘアメイクや雑誌、芸能界にも関わるような大きな仕事をしたい!」と、元々は大きく派手なイメージの夢がありましたが、実際は都会へ出る流れにはならず、地方の専門学校へ通い国家資格を取得。
街の美容室で一般的な美容師として歩み始め、だんだんと「自分のやりたかった夢や仕事」よりも「将来的な大人としての安定」を望んで選択していました。
20代…気付いたら私の夢は「早く結婚して子どもを産み、両親のような幸せな家庭をつくること」でした。いつの間にかイメージしていた大きな夢は過去のものになって、自分の世界感も視野もだんだんと現実的に。
「結婚しても、パートでいいから家庭を支えながら好きな仕事を細々と続けられたらいいな」くらいに思うようになっていました。
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独立願望など全くなかった私が転機を迎えたのは30歳の結婚のタイミング。
大好きな母が家庭第一で守ってくれていた姿を見ていたので「女性が結婚後に社長になってバリバリ仕事なんてしたら家庭が疎かになるのではないか」とまで思っていた私が、色々な背景により自分のお店を持つことになりました。
「家事と育児をしながら、少しでも好きな仕事を周りに迷惑かけることなく続けるため」という理由で、本当にゆるりと始めたお店です。
そのままゆるゆると、
2年が経ち3年が経ち…
その間 色んな事がありました。
たくさんの新し出逢い、そして大切なお客さまとの突然の別れもありました。
世の中もとても大きく変わりました。
そんな経験から今までの常識や当たり前が覆され、私自身も別人になったかと思うほど、ものごとへの捉え方が変わったのです。
今までには考えられないほどアクティブに色んな場所へ行き、色んな人と出逢い、興味のなかった事…いや 興味をもとうとしていなかった事、知らなかった事をたくさん知って、気付かないうちに私の視野はとても狭くなっていたことに気付きました。
『多くを望まず、富や豊かさは追わず、特別なことはせず、平々凡々。同じ毎日が過ごせることが幸せ。』と無意識に言い聞かせていたのです。
だんだんと今までの自分も含め世の中の大半の人達が、その貴重な人生の時間をとても浅く軽く当たり前に生きているような気がしてきました。
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規模は違えど中学生からの夢だった美容師になり、自分のお店も持って大好きな仕事として続けてきましまが、本当は心のどこかでずっと違和感がありました。
たまに「本当にこの仕事が好きでやりたいこと?」と自分に問いかける声が聞こえていたんです。
私はお客さまと会話するのも好き。 髪を整えることも好き。 お客さまが喜んでくれるのも大好きでした。 ただ正直、薬剤の知識や技術向上への高い意識、コンテストにはあまり興味が持てませんでした。
なので、周りにはもっと凄い人がたくさんいるのに自分はとても中途半端な美容師だと思っていました。
違和感の理由はここでした!
私は一般的な美容師像に自分を当てはめようとしていたんです。
私が様々な事を経験して今行き着いたのは『私達はみんな人生一度きり』ということ。
今ある命をどう燃やし、どう生きるか、は自分次第。 私は髪を整える美容師ではなく、お客さまの人生を魂から耀かせたかったんだと気付きました!
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今は過去に働かせてもらった違ったタイプのサロン3店舗での経験も生かし、美容師としての施術はもちろん!着付けやフェイシャルエステ、アクセスバーズなどを取り入れたりと、私が本当にやりたいことを詰め込んだ、髪と体と心のケアサロン“ikoisalon melo(イコイサロンメロ)” で “美耀師” として活動しています。
より多くのお客さまの魂をキラキラと輝かせ、本来の自分を知って生きて頂けるようにお手伝することが今の私のやりたい志事です。
meloがみなさまの人生のそばに在り続けられますように…
ikoisalon melo/Nao